ダイハツ ハイゼットの使い勝手

2004年から続いていた先代の
ダイハツ ハイゼットカーゴが2017年11月に
フルモデルチェンジされましたね。

 

 

軽貨物運送を始める方や既に始めている方でも
中古車を購入する方は多いと思いますので、
参考までに私が過去に乗っていた
先代のハイゼットカーゴの感想を
独断と偏見でお届けしたいと思います。

 

 

 

乗っていたのは、クルーズ ハイルーフのNA、
つまりターボでないモデルでオートマでした。

 

街乗り、高速と半々位で走りましたが、
街乗りは全く問題ない走り、
というか気持ち良い走りでした。

 

 

NAらしいリニアな加速、FRのハンドリング、
操縦していて楽しい車でした。

 

ハンドリングは切った分曲がってくれて、
素直に曲がってくれました。

 

重さも適度にあり、ふにゃふにゃした感がなく、
剛性感がありました。

 

 

トランスミッションは
配送で利用する場合は
MTを選ぶ方も多いと思いますが、

 

私の場合はGoogleマップを
スマートフォンで操作して、
配達先を探すことが多いので、
マニュアルだと操作しずらい
という理由からATを選択しました。

 

オートマはなんと下り坂では、
手動でオーバードライブを解除したり、
シフトダウンしなくても、

 

トランスミッション制御が自動で
シフトダウンしてくれます。

 

下り坂で速度が出すぎて嫌だなというときに、
タイミングよくシフトダウンして
エンジンブレーキが利きます。

 

これは優秀なトランスミッションの制御でした。

 

軽自動車のAT制御でも
しっかりと考えられて作られているんだなと
感心しました。

 

 

運転の楽しさなら軽バンでも
十分に味わえることが分かりました。

 

 

内装の使い勝手も、お仕事向けの車という事で、
至る所に使いやすい装備がありました。

 

 

メーターパネルの右横のあたりと
ドアのピラーのあたりに
ボールペンがさせる箇所が2か所程あり、
これは便利です。

 

軽貨物での配送の仕事は
伝票に何かをメモったり、距離をメモったり、
時間をメモったり、宛先をメモったりする事が
多いのでペンは欠かせません。

 

右手をすっと伸ばして届くところに
ペンがさせる穴が開いているのは
細かいところですが、非常に便利でした。

 

 

そしてバイザーの上あたりに
ワンルームマンションでいうと
ロフトのような作りのちょっとしたスペースがあり、
そこに書類や薄手のものを置けるので、
これも便利な点でした。

 

 

 

外装のデザインは、好き嫌いはありますが、
フロントマスクは
私はあまり好きではありませんでした。

 

デザインはもう少し何とかしてほしかったですね。

 

軽貨物の仕事は運転が好きなら楽しめる仕事だ
という事が
あらためてこの車で実感しましたね。

 

 

同じ運送業でもトラックだと運転は
楽しめないかなと思います。

 

4t以上であれば、狭い道では気を遣うし、
後ろなどは見難いくいし、
軽快にキビキビは走らないので、
運転は疲れそうです。

 

逆にキビキビ走られると怖いですが。

 

その点、軽貨物運送業は軽自動車なので、
よほど型落ちの走行過多の
状態が悪い車でなく、エンジンが元気であれば、
加速も十分で良く走ります。

 

 

高速はノンターボだとさすがに
100㎞以上出すと回転数は高くなり、
エンジン音は大きくなりますが、
仕事車と割り切れば許せます。

 

燃費はだいたいリッターあたり12km前後でしたね。

 

配送で使う場合に気になる肝心の荷室ですが、
他の軽バンと比べても遜色なく
最大クラスだと思います。

 

もちろんフルフラットになるので、
荷物もしっかりと安定して積む事ができます。

 

中古車で何を買おうか迷っている方は、
ダイハツのハイゼットカーゴは
悪くはない選択かと思います。

 

 

カテゴリ:軽貨物車レビュー 

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